汗は男の勲章

ニックのブログでも書いてましたが
舞台に立っているとものすごく暑い。
ダラダラ汗をかいてますね～

私以外の人はｗ

絞ったら滴り落ちてきそうなくらい。
よっしーあたりは本番前からウェッティーですが。
私はというと汗はほとんどかきません。
とはいってもかなり暑いので
額あたりには少しかく程度です。

普通に考えれば代謝が良くないので体には悪いだろうけど
役者としたら理想的なんではないでしょうか。
そんな体なので夏場の暑いのはかなりきついです。
なかなか体温が抜けないのでバテやすいのです。

メイク

ジュリアーノを上演するサンシャインホールくらいでかいと
役者たちはそれぞれメイクをします。
小劇場では最近メイクしてませんね。
「ココハハコ」とか「ビンベベ」とか。

楽屋には何面も鏡があって、
誰がどこでメイクをするのか決まっています。
決まってはいるんだけど、男性人はちゃちゃっと済ませてしまうので
たいていあいているところに座ってメイクしてます（ｗ

その鏡の上に役名が書かれていてわかるようになってるんですが
鏡1面に対して2人で座るような感じになります。
私こと立花は、ニックこと佃と2人で共有。
その隣の鏡には、よっしーこと細井。
そして彼の場合は鏡を1人で独占します。

だってデカいから！！

 

まじ焦った～2

初日のラストで警部が黒服に誘拐されるシーン。
再び黒服に着替えて登場するわけですが、

ない！

ないよ！

どこにもないよ！

手袋がない！！

どうしてこうも本番にアクシデントがあるのでしょう。
ちゃんと着替えたときにおいておいたのにないんです。
近くにいたニックに聞いてみると

「間違えてトモヒロの覆面持ってきちゃって・・・」

なぬ？覆面を間違えた？

あやしい、限りなくあやしい。
でももう時間がない。
しょうがないので右手をジャンバーの袖で隠しつつ
客席から見えないよう注意して出ることに。

終わったあと舞台で探してたら
ありましたよ手袋。
小道具置き場の隅のほうにおちてました。
でもそれは上手側。
脱いでおいたのは下手側。
それからは一切触っていないのに上手に落ちていた。

犯人はニックだ！！

間違えて覆面を持ってきたときに
一緒に持ってきて落としたのでしょう。
まったく、はた迷惑なやつだ。

あの人の話

ジュリアーノの稽古のために1ヶ月くらいやってなかった
オンラインゲームをやってみたら
仲間のチーム（クラン）が無くなってました・・・

さて、あの人の話です。
それは千秋楽ラストに登場した「豆子・ボナセラ」。
ボナセラと顔立ちが瓜二つの豆娘・・・いや、愛娘。
その衣装をやらどうするかでけっこう時間がかかりました。
当初は金髪ロンゲのかつらだったり、
アジアンチックな服だったり、
オーバーオールだったり。
一応まじめなシーンなので、出落ちになってはいけないってことで
あのような感じになりました。
実際豆子がでるなんっておもいませんでしたよ。

黒服な人たち

最初の総理大臣誘拐シーンで乱入してくる黒服。

普段は開放されていない中央の扉から登場しました。
スタンバイしてるときは、気づかれないよう注意していたんですが
近くの人は誰かいるって気づいたかもしれません（ｗ

緊張のMAXはこのときです。
やっぱど頭ですからね、もうすんごいドキドキしてましたよ。
自分の場合、役として登場するまでが緊張します。
一度舞台に上がってしまうと
不思議とリラックスした気持ちのいい緊張に変わるのです。


黒服の上手側は私、棚橋和彦、伊藤竹庵さんの順。
覆面をしてるわけですが、
これがまた視界が悪いのなんの。
覆面が若干大きかったため走っているとずれてくるし。
なので口元の裏側に布をつけて、
それを噛んでずれないようにしてました。

走って舞台に飛び上がるのも
足元が良く見えないので正直怖かったっす。
なんかつまづきそうで。
下手側から出た一ノ瀬つぐみさんが、飛び乗るのは無理と判断。
女性陣は素直に本番は階段をつかって上がることになりました（ｗ

舞台からはけたら、オープニング映像。
その後すぐ出番だったので急いで着替え。
わりと時間があったのでここはよかったんですが・・・
初日バージョンのエンディング。
警部が黒服に誘拐される終わり方だったので、
最後舞台からはけたらすぐ黒服に着替え、
終わったらカーテンコールのためまたすぐ着替え。
けっこうぎりぎりでした。
ゲネではズボンまでは無理だ！とあきらめたんですが
やっぱちゃんと役の衣装でカーテンコールに出たいじゃないですか。
がんばりました。

こうもすぐ着替えがあると大変です。。
2日目はあの人がでてくるエンディングだったので
着替えなくてもよかったんで楽でしたね。

そのあの人の話はまたのちほど・・・。